従来のフローリングの他に、ワックスフリーという床材があります。
名前の通りワックスフリーなのに、わざわざフロアコーティングをする必要はないのでは?と思われるかもしれません。
ワックスフリーの床材にフロアコーティングは不要なのでしょうか?
今回は、ワックスフリーフローリングの簡単な説明とフロアコーティングの必要性をご紹介したいと思います。
フローリングの表面に特殊な加工が施してあり、ワックス掛けをしなくても床材の保護と美観を兼ね備えているフローリングの事です。
ワックスフリーとありますが、ワックスを掛けることも可能です。
ただし、ワックスを掛ける場合は各メーカーが推奨している専用のワックスを使用しましょう。
推奨以外のワックスを使用すると、接着不良やその他のトラブルに繋がるので注意が必要です。
ワックスフリーとフロアコーティング、どちらもフローリングを保護する目的は同じですが、一番の違いは耐久性の差にあります。
ワックスフリーフローリングは、一定期間フローリングをキレイな状態で維持できるものですが、一定期間というのは、約5年~約10年となっています。
一方、フロアコーティングは耐久性が高く約20年~約30年の長期間の保証が付いており、定期的なメンテナンスも不要で、フローリングを長い間キレイに保つことが出来ます。
ワックスフリーフローリングでは約5年~約10年の耐久性をフロアコーティングを施工することにより、約20年~約30年も大幅に耐久性を伸ばすことが出来、耐傷性・防汚性も長期間続くのでフローリング自体の劣化を防ぎつつキレイな状態が長続きします。
フロアコーティングは一度施工すれば、定期的なメンテナンスは必要ありません。ワックスがけのように定期的に塗り直しの作業がいらない為、お手入れも簡単です。
従来のフローリングと同じように、フロアコーティングの施工が可能なのでフローリングの長期的な保護や美観の観点からも、ワックスフリーフローリングにフロアコーティングの施工はオススメです。
ワックスフリーでも従来のフローリングと同じく劣化を防ぐには対策が必要です。
これから新築を購入する方も、ワックスフリーの床材の家にお住まいの方もこの機会にフロアコーティングの施工を検討してみてはいかがでしょうか?